2013/12/16

「皇室と日本を考える」10年のあゆみ

「皇室と日本を考える」10年のあゆみ(H28/6/27更新)

※当会の紹介についてはこちらをご覧ください
  →「皇室と日本を考える」のご紹介

過去の活動(第一期から第五期まで)は以下の通りです。

■第一期■
H18年(2006)6月から翌年5月までの1年間、毎月一回の学習会を催すという計画のもと、祖先が守り続けた日本精神文化の尊さ、戦後の学校では教えられない日本の國體、とくに神話の世界や皇統の歴史、及びそれらに関連する諸テーマを12回に渡って扱ってきました。また、著名な文化人・言論人・専門の知識人による大規模な講演会などは世上に多いのですが、当会ではそうではなく、毎回ナビ役(レポ役)を立てながらも普通の一般人(参加者)が知識をもちよって、自由に議論・学習していく相互学習会を理想としてきました。全十二回。→第一期の活動記録(及び当会創立に至るまでの10年の前史)

■第二期■
不定期ながらもH19年(2007)6月から同年12月23日の最終回まで半年ほどの予定で、第一期で一・二度試みられて好評だった各種の見学会や遠足を大幅にとり入れました。また各回のお題とは別に、神社参拝を取り入れることと、和歌になじみ学ぶことの二点をたびたび試みたりしました。全八回。→第二期の活動記録

■第三期■
H20年(2008)1月5日から、同じく不定期開催で、開催時期についての年間予定というものはとくに立てず、最終回をいつにするかも決めず、参加者の希望に応じて、より一層自由な活動を目指し、他団体との合同開催企画や面会同席を伴わない形式のイベント等、新しい試みもなされました。わずか3ヶ月ほどの活動でしたが、見学会や遠足系のものは中身がたいへん濃くて味わいあるものが多く、講演や学習会系のものは思想的に広大で深淵なものが多く、第三期は全体的にマニアックあるいはディープな印象となりました。H20年(2008)3月1日のイベントの内容がたまたま総集編的・総括的なものとなりましたのでこれで第三期の最終回としました。全七回。→第三期の活動記録

■第四期■
H20年(2008)4月1日の「さいおんじ師匠にお伺いを立てる会」(※女系天皇問題についての議論会)より開始。第三期までは、スタッフか常連さんか一見さんかの区別なく、それぞれの自主的な発議による企画を皆で相談するという体制をとってきましたが、根回しや段取りが甚だしく面倒で担当者が疲弊してしまいました。そこで、第三期の終了がきわめて区切りよかったこともあり、「皇室と日本を考える」を徐々にフェードアウトさせて自然消滅もよいかと思い、休憩期間のつもりで、とくに何も決めず気楽にやってこうとしました。このブログの“FINAL PHASE”というネーミングもそのような思いが込められています。が、そのうち見学会や遠足の類だけでは物足らなくなり、結局、研究発表のようなこともちょいちょいやりましたが、当初のやる気の無さとは裏腹に、内容も充実していた上、毎回楽しく、良き思い出となりました。第四期の最後を飾ったH21年(2009)9月6日の稲荷山鉄剣の見学遠足&研究発表会などもその一つです。第四期は結果的に、約1年半ほどの実験期間となりました。なお第四期以降は、オフ会の企画ごとに、団体としての公式な主催活動ではなく、発起者個人による開催という形にして、関係者の催しをそのまま告知するだけにしました。

■第五期■
H21年(2009)9月18日(金)の満洲事変勃発78周年記念日におけるイベント「皇室と日本を考えるリニューアルスタート記念飲み会@オクトーバーフェスト秋の収穫祭2009」(※17時〜22時、日比谷公園噴水広場)より開始。同年同月の9月24日には代表が初代「国山たかし」より二代目「しか」に交代。H22年度に会の名の後に何気なく顔文字をつけてみました。23年度には東日本大震災を受けて、思うところあって顔文字を変更、さらに標語(その年のテーマ)を毎年決めることにしました。(※以下に毎年の「年度」とあるのは4月始まりの意味)
H21年度       ---------------(※この年は顔文字、標語ともいまだ無し)
H22年度(^-^)/   ---------------(※この年は顔文字のみ)
H23年度(゚д゚)ェエ工「驚きと発見」(※この年の3月の東日本大震災を受けたもの)
H24年度ヽ(`Д´)ノ 「抵抗と逆襲」
H25年度(・ω・)     「新たなる旅立ち」
H26年度(`Д´)   「一点突破…」(※コミケのため月例会以外の活動を縮小)
H27年度( ^-^)_/☆ 「トカトントン」
H28年度( ^-^)_/☆ --------------- (※顔文字は前年と同じ。標語はこの年は無し)
東日本大震災以降、常連メンバーの入れ替わりが急速に目立ち、とくに保守派というわけでもない常連メンバーが増えたため、右翼色・保守色が完全に消失してしまい、会の存在意義が曖昧になるという苦悩を抱えつつも、定期的な勉強会(研究発表会)の確立を模索しながら7年近くもの長期に渡って活動しました。結局、右翼団体としての方向性を再確認するには至らず、政治的には無色な雰囲気のまま、なんやかやで存続は決定しています。とはいえ、定期的な研究発表会や読書会が良い意味でルーチン化してそれが安定感・安心感をもたらしているせいかどうか、この先どうすべきかという路線についての議論はさして盛り上がらないまま、第五期はH28年(2016)6月4日(土)の「自主講座06」でめでたく終了。

■第六期■
H28年(2016)6月10日(金)の皇室と日本を考える」創立十周年記念日に三代目代表にディオが就任してより開始、継続中です。どのような路線を走るかはこれからです。